このブログを始めて4日目ですが、今まで退職したことを公に発信する事が無かったこともあり、色々な方から反響をいただいております。

その多くは応援の声であり、感謝してもしきれません。

そして一部の方からは、『なんでわざわざ大きい会社にいたのに?勿体なくない?』という、至極真っ当なご意見をいただくこともあります。

今回は自分がなぜ仕事を辞めて、財団法人に所属すること、サッカー留学ファシリテーターという仕事を目指すことを決断したかを綴りたいと思います。

少し長いですが、お付き合いいただければ幸いです。



普通に考えたら大企業で勤め続けることの方が得なのになんで?


これ、多分ほとんどの人がそう思うでしょうし、実際にそうだと思います。
大企業の方が研修や各種手当などは充実しているし、ミスしても会社全体でカバーできる体制が整っています。
でも、元々僕が就職活動をする基準の中には大企業であることは入ってませんでした。

それよりも、自分の興味のある分野で、尊敬できる人たちと働ける環境を求めていました。


そして、運良く自身の望む人材会社という働く人や働き方を考える仕事をする中で、一つの大きな疑問が出てきました。



これだけ社会が多様化していく中で、個人としての仕事が一つしかないというのは大丈夫なの??



僕が大学を卒業して就職した時期は、ちょうどリーマンショックが起きた翌2009年の4月。
人材業界にも大きな影響を及ぼしており、人材紹介業界は前年の40%ほどまでシュリンクしていました。
各種業界の大手がリストラやコストカットを打ち出していく中で、本当に今のままの働き方で良いのだろうか?
企業だって事業の柱を一つではなく、二つ三つと増やしてリスク回避を図っている。個人でも収入源を複数持つ社会は必然と訪れるのでは無いだろうか?


そんな疑問が日増しに強くなっていく中で、社会ではノマドワークやフリーランスというキーワードが脚光を浴びていました。

そんな方々の本や記事を読み漁るも、自分にすぐできるものでは無いし、今の自分にはハードルが高いように感じていました。


出会いをチャンスに変えられるのは準備しているかどうか。


そんな時に一つのきっかけが訪れます。
それは、小学生時代のサッカーチームの先輩との再会でした。
自分が所属している社会人サッカーの試合会場で偶然にも10年ぶりに再会し、その後すぐに食事へ行くことにしました。
久しぶりに会ったのですが、昔のことが懐かしく、お互いの現状や自分が感じていた上記のような疑問、仕事のことなど様々な話をしました。
何度目かの食事の際に、彼から『俺は今、サッカーに関わる仕事でご飯を食べていきたいと考えてる。お前も俺と一緒に目指してみないか?』という誘いを受けました。

どうせ一度の自分の人生、やらない後悔よりやった後悔、まだやめられないぐらいサッカーが好きならやってみよう、彼の言葉は当時の僕には痛いほど突き刺さり、色々と考える前に、まずは今の仕事を続けながら、自分たちの夢に繋がる小さなことから始めてみることにしました。

この小さなことから始めることの大切さは、また後々このブログの中で書いていきたいと思います。

そして、自分たちにすぐ出来る些細なことという事で、月に一度フットサルのイベントを開催することに決め、1年半程実施してきました。

そんな中、僕をサッカー望む道へ誘ってくれた彼はいち早く自分の夢を叶え、昨年の夏にスペインへ旅立ち、現在はサッカーに関わる仕事をしています。


すると今度は、その彼の知り合いがフットサルのイベントを大阪でやるそうなので、運営などを手伝ってあげて欲しいという話が出てきました。

それが今の財団の代表です。

その彼と何度かイベントに関する打合せをしていく中で財団の活動内容にも興味が湧き、積極的にお手伝いさせていただく中で、代表から財団のメンバーとして働くことを打診されました。

自分たちが夢のために続けていたイベントの事を評価されてのことだったので、非常に嬉しかったのですが、会社に対する思いもかなりの部分であったので、ここの決断には相当悩みました。


ただ、自分の夢のためにと準備のつもりで始めたイベントを毎月続けたことが、この財団へのオファーという結果に結びついたこと、その準備をしていなければ、財団の代表と出会うことも無かったでしょうし、もし出会っていても道は開けなかったと思います。

よく、色んな人との出会いや縁が、人生を大きく動かすなんて言いますが、いくら出会いがあったところで、それをきっかけにできる準備が無ければ何も変わりません。

皆さんは自分の夢に向かうための準備、できているでしょうか?